フランスで待ちに待った葡萄の収穫が行われたそうです。
元スタッフの田口君からメールが届きました♪
今はあのメオ・カミュゼで勤めています。
「すっかり収穫から時間が経ってしまいましたが、その軌跡をお
伝え致します。
ブルゴーニュ(コート・ドール)の収穫は9月20日位から始
まりました。エマニュエル・ルジェはその日から開始したそう
です。
メオ家は27日から始まりました。
それまでの天候は気温は20度を越すことのない涼しい気温で
したが北風のおかげで風が吹くもののほぼ毎日快晴が続きまし
た。
収穫の最中も最後の1,2日の天候が少し不安定だったものの
雨が降らずに収穫することが出来たと思います。
収穫期間はトータルで8日間で主要な畑を例に挙げますと、
初日-コルトン、ニュイ・ブド
2日目-クロ・ブジョ、V・R・ブリュレ、エシェゾー
3日目‐クロ・ブジョ、ニュイ・ミュルジェ、ヴォーヌ・ショ
ーム
4日目-リッシュブール
6日目‐ヴォーヌ・クロ・パラントゥー
の様な感じで行われました。
今年は簡単にはいかない複雑な年で腐敗果も目立ちましたがし
っかり行った選果、そしてミランダージュが多かった為全体的
に良い葡萄を獲得出来たと思います。
私は今年収穫に参加したのは3日間だけで、あとの5日間は醸
造所に移ったので、畑での様子は詳しくはわかりませんが、ブ
ドウの状態を見る限り、上々の出来だったと思います。
写真1、クロ・ドゥ・ヴージョの収穫風景
写真2、選果台においての腐敗果、未熟果の除去
写真3、メオ家の白ワイン、クロ・サン・フィリベールのブ
ドウ
写真4、全ての収穫後の軽い打ち上げにて、ジャン・ニコラ
が用意してくれた二つのリッシュブール
写真5、2008年の出来に満足気な当主、シャン・ニコラ
後日改めて醸造風景をお伝えしたいと思います。」
田口浩平
私たちが楽しんで口にするワイン、お客様におすすめするワインもこのようにたくさんの人たちによって1本1本出来上がります。
1年間ずっと畑を見守り、葡萄の出来や天候を感じながら大切なワインを造っています。
年が明けたらその田口君が帰国しますので、その模様をお知らせする会を開きたいと思っています!
それにしてもジャン・ニコラ氏の
「軽い打ち上げ」のワイン、凄いですね!!!!
全然軽くないよ~。。。