昨日ご紹介させて頂いた「黒トリュフ」が
専門料理という本の中に記事が掲載されていましたのでご紹介します。
その芳香はフランス産冬トリュフ以上!南半球の<黒いダイヤモンド>
オーストラリア産黒トリュフ
このオーストラリア産トリュフの学名はTuber melanosporum(テュベール メラノスポリュウム)
「ぺリゴールのトリュフ」とも呼ばれる、フランス産の、いわゆる正統派の黒トリュフと同種。
このトリュフはオーストラリア南西部のマンジマップという地のトリュフ農園で収穫される。
ワイン産地としても名高いこの周辺でおよそ7年前に開設された。
そもそもトリュフの発生条件はあまりにも複雑なため計画的にコントロールする技術は今だ確立していない。つまりトリュフ農園といってもトリュフの好む石灰質土壌に宿主になりやすいカシやナラといった木を植えるなどをして発生しそうな環境を整えている場所にすぎない。
すなわちトリュフが出来るかどうかは発生するまでわからないのだ。
「ヨーロッパから苗木を持ち込む等の長い年月を費やした結果、ようやく取引できるまでの収穫量になった」と語る。
今はフランスをはじめとするヨーロッパ各地、日本にも輸出されている。
さてこのオーストラリア産トリュフの大きな特徴。
収穫時期がフランスの北半球と逆。なので夏にあの香りが楽しめるという最大の魅力。
実際に取り扱う時期は6~8月だという。
・・・・・・・・・・・・・・・・専門料理 8月号より・・・・・・・・・・・・・
このオーストラリア産の黒トリュフの出荷は今年が初めてだそうです!!!
世界初?!