今年も長野から美味しいアスパラガスが届いています♪
フランスの人たちはアスパラガスが大好きで、旬を心待ちにしています。
穂先がペースト状になるまで茹でてそのまま食べたり、 料理に使ったりしています。
驚くのは高級レストランで結構なお金を払って、 ただ茹でたアスパラを食べていることです。
英語でAsparagus(アスパラガス) 仏語でAsperge(アスペルジュ)
品種はユリ科。
グリーンアスパラとホワイトアスパラがありますが種類は同じです。
陽に当てないように盛り土をして育てられたのがホワイトアスパラです。
地下に細い貯蔵根があり、そこから若い芽が何本も生えてきます。多年草で一つの株で10年以上も収穫できます。
雄株と雌株があり、雄株の方が太くておいしいと言われていますが、なかなか見分けるのは難しいです。
最近は、野生種のアスパラガス,Asperge Sauvage(アスペルジュ・ソヴァージュ)が市場に出回ってきました。
茎が5mmぐらいと細く、穂先が頭でっかちに見えます。
やや粘りがあり、山菜のような味の濃さがあっておいしいです。
原産は地中海沿岸で、古代ギリシア時代から栽培されていたそうです。
語源は ギリシア語の「たくさん分かれる」という意味で新芽をさすと言われています。
旬は地域によって違いますが、路地物は5月から6月が最盛期です。採れたての早ければ早いほど甘味があり、 やわらかくてかつ歯ごたえもあっておいしいです。
採れてから3日も経つと苦味が出て、繊維も硬くなってきます。
高血圧を予防するアスパラギンを豊富に含んでいます。たんぱく質の多い健康食品で、 グリーンの方はビタミンB2、カロチン、食物繊維も豊富です。
アスペルジュ・ソヴァージュは明日入荷するのでまたご紹介します♪
アスパラの横にははつか大根。(ヨーロッパ大根)
極早生で種子播き後、25日後位に収穫されます。
主にサラダで生のまま食します。