ルセットではいろいろな種類の貝を使います。
その中のつぶ貝と北寄貝(ほっきがい)のお話。
バイ、ツブといわれる貝類は巻き貝のうち、食用とされる種類の総称。
また多くの種類が100~1000mの深海の砂泥底にすみ、鋭い嗅覚で餌を食べる肉食性。
だいたい、人のこぶしより一回り大きい貝で、殻は固く、そうじも大変ですが、コリコリとした食感も良く、磯の香りも豊かなので大好きな食材です。
写真で見るとアサリやはまぐりのように見えますが、これは北寄貝。(結構大きいです)
二枚貝の多くは水管から海水を取り入れえらで呼吸すると同時にプランクトンなどの微生物を漉してとって食べています。
活けの時はグレーがかった色ですが、火を入れると花が咲いたかのように鮮やかな紅色に変わります。
余談ですが、私の子供の頃には、周りの沢山の自然からの食材がありました。
秋になると、よく犬をつれて山菜やきのこを取りに行きました。
春は川までふきのとうやつくし。
そしてタニシ。。。。
貝というとタニシ!と言うぐらい食卓にはタニシ。
母の命令(?)で兄弟3人でバケツ片手に家の前の田んぼにタニシを取りに行った記憶があります。砂をきれいに吐かせ、お味噌汁の具です。
子供にしたら、少しクセがあってあんまり美味しい想い出がないのですが、このブログを書いていたら懐かしく、もう一度食べたい気持ちになりました。
今でも取れるのでしょうか。。。