先日思わぬ頂き物!
昭和6年生まれの現役料理人「佐田先生」からの差し入れ♪
「サンタクララ修道院風 パイケーキ」
レシピとともにわざわざお店まで持ってきて下さいました
先生というのは今は大学でお料理の講師をされていらっしゃいます。
15歳の戦時中、食糧難で
「料理人になるとお腹一杯食べられる」という思いでこの道に入られたそうです。
夜は12時まで働き、朝は5時に起き市場までリヤカーで仕入れ。
当時はなかなか手に入らないフランス料理の本を見ながら料理を学んだそうです。
昭和39年7月の東京オリンピックに向けてのホテル建設ラッシュでホテル勤務となり
そこで貴重な体験を沢山され、この時期に西洋料理が大きく変わったと教えて頂きました。
のちのち大阪のホテルでのシェフを勤められ、
昭和55年のルクセンブルグ世界料理コンクールでは金賞受賞。
今は「日本エスコフィエ協会名誉理事」となられています。
私たちが今、フランスの食材や、情報が手にとって分かるようになったのは
佐田先生のような方々がいらっしゃったお陰と思っています。
とても優しいグランシェフ
どうぞお身体ご自愛の上、益々のご活躍を楽しみにしています♪
ご馳走様でした